注目のキーワード

トイレの回数が増えて痛みも感じたら、膀胱炎?【原因と対策】 new よく見られている記事

2018年11月22日

トイレの回数が増えて痛みも感じたら、膀胱炎?【原因と対策】

「おしっこ(尿)が近い」「排尿時に痛む」などの症状に代表される膀胱炎。その原因の多くは、毎日の生活習慣に潜んでいることをご存じですか?この記事では、膀胱炎の予防と改善に役立つセルフケアをご紹介します。

排尿痛・頻尿・尿のにごりが膀胱炎の3大症状です

排尿時に痛みを感じるようになった」「頻繁にトイレに行きたくなる」「尿が白くにごっている」といった変化に気づいたら、尿道から侵入した細菌が膀胱の粘膜に炎症を引き起こしたことによる「細菌性膀胱炎(急性単純性膀胱炎)」かもしれません。

この膀胱炎の排尿痛は、排尿が終わる頃に痛みを感じる「終末時排尿痛」が多いのが特徴で、放置すると排尿時以外にも下腹部痛が起こります。残尿感がある、血尿が出る、尿のニオイがきつくなるなどの症状もよく現れます。発熱を伴う場合もありますが、高熱が出るのは稀で、高熱なら腎盂腎炎(じんうじんえん)のおそれもあります。

膀胱炎かもしれないと思ったら、泌尿器科や婦人科、内科を受診してください。治療すれば完治します。ただし、よくなった後もこれまでと同じ生活を送っていると、再発しやすい病気です。膀胱炎の原因の多くは、生活習慣にあるからです。この記事では、膀胱炎の中でもかかる人が多い「細菌性膀胱炎」の予防と改善に役立つセルフケアをご紹介します。

▼関連記事:尿もれ・頻尿・膀胱炎を防ぐための基礎知識【泌尿器の仕組みと働き】

コツ1.トイレを無理に我慢しないことが膀胱炎予防の基本

膀胱内に侵入した細菌は、排尿とともに排出されます。長時間トイレを我慢しすぎると、膀胱内に細菌がとどまってしまい、膀胱炎を招いてしまいます。膀胱炎になりやすい人は、無理に我慢をせず、適切なタイミングでトイレに行く習慣が大切です。

仕事が忙しく席を立てないからと、トイレに行くのを長時間我慢する生活が続くと、膀胱炎になりやすい

コツ2.ちょっとした工夫でデリケートゾーンを清潔に!

膀胱炎を引き起こす細菌は、ほとんどの場合、自分の腸内や肛門付近に住んでいる大腸菌です。尿道から侵入しないよう、特に排便後の処理に気を配ってください。

トイレットペーパーの使い方は、排尿時は尿道を押さえるようにして尿を吸収させ、排便時は前から後ろへと拭き、便が尿道付近に付かないように気をつけます。温水洗浄便座のシャワーの水流は弱めに設定し、肛門を洗った水滴が尿道付近に飛ばないように気をつけます。温水洗浄便座を使わないときやその仕上げとして、ふき取りシートや、トイレットペーパーに吹きつけて使用するミストタイプを使うのもおすすめです。

ショーツは頻繁に換え、生理用ナプキンやおりものシート、尿もれパッドを使っている人は、つけっぱなしにせず、こまめに取り換えましょう。

コツ3.水分の摂取と便秘の改善もポイント

トイレに行きたくなるからと、水分を我慢していませんか。排尿を促せば、膀胱内の細菌を減らせるので、水分は控えず、たっぷりとってください。一日の水分摂取量の目安は、体重(g)の2.5%程度。体重が50kgの人なら約1,250mlです。アルコールやカフェインを含むコーヒーなどは、水分補給の目的には適さないことを留意してください。

便秘を改善するのも、膀胱炎の予防につながります。便秘をすると、腸の中の大腸菌が増えるからです。便秘を改善するためにも、水分を無理に控えるのは避けましょう。

▼関連記事:ためこんだ頑固な便秘、いろいろ試したけどビクともしない【原因と対策】

コツ4.お腹や腰を温めて免疫をアップ!

体が冷えると、血めぐりが悪くなり、代謝が下がります。膀胱は脳や自律神経にコントロールされており、体を温めると、副交感神経が優位になり、全身の免疫機能も高まります。

薄着で過ごしがちな人や冷える職場で過ごす人は、下着の重ね着や腹巻で、下半身を冷えから守る習慣を。外出時はストッキングや靴下で足元から保温しましょう。使い捨てカイロでお腹(下腹部)や腰を温めておくのもおすすめします。

コツ5.実は過労や睡眠不足も膀胱炎の原因に

大腸菌などの細菌が尿道から侵入しても、誰もが膀胱炎になるわけではありません。疲労や寝不足、心身のストレスなどで、抵抗力が落ちていると、感染しやすくなるのです。朝昼晩の3食を規則正しく食べ、しっかり睡眠をとり、疲れをためない生活を送って、膀胱炎に負けない体をつくりましょう。

忙しく夜型化した現代社会では、睡眠の問題を抱えている人も少なくありません。毎朝決まった時間に起きて太陽の光を見ると、決まった時間に眠気が訪れやすくなります。寝つきが悪い人は、就寝時刻の約2時間前に、熱すぎない38~40℃くらいのお湯にゆっくりつかると、良眠を得やすくなります。

▼関連記事:睡眠と入浴―すぐに役立つ健康入浴法(6)

就寝時刻の約2時間前に38~40℃くらいのお風呂に入ると、快眠に効果的

 
▼【尿もれ・頻尿】をもっと読む

この記事をシェア

  • facebook
  • twitter
  • google+
  • はてブ