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ドライアイの目薬をさしても目がシバシバ。高齢だから?【原因と対策】 よく見られている記事

2016年4月30日

ドライアイの目薬をさしても目がシバシバ。高齢だから?【原因と対策】

ドライアイなどによる不快感があっても、加齢とともに視力が落ちているせいもあり、「もう歳だから仕方ないこと」と、特に対策を講じていない方が多いようです。そのままにしておくと、頭痛や疲労感など他の不調につながることもあるので、まずは家の中での過ごし方を見直してみませんか。

ドライアイをいたわる生活スタイルを身につけましょう

年齢を重ねると、涙の分泌量や安定性が低下します。すると、目の表面が乾燥したり、目が疲れたり、何となく見えづらかったり、かすんで見えたりします。

加齢によるドライアイが気になっている人は、多くの時間を過ごす室内の環境やちょっとした習慣を見直すことで、ドライアイが改善する可能性があります。

また、「歳だから視力が落ちたのは仕方ない」と思っていても、ドライアイが改善して快適に見えるようになったというケースもあります。

ドライアイは「加齢による単なる目の不快症状」で片づけてしまう人も多く、目薬をさしてごまかしている人が目立ちます。しかし、悪化させると、頭痛や肩こり、疲労感といった、さまざまな不調を引き起こすケースもあります。手軽なセルフケアでドライアイをやわらげ、快適に過ごしましょう。

▼関連記事:疲れ目・ドライアイを防ぐための基礎知識【目の仕組みと働き】

知っておきたい!加齢によるドライアイを改善する5つのセルフケアのコツ

「ドライアイの目薬をさしても目がシバシバ。高齢だから?」。そんな不調の対策や予防法をご紹介します。自分に合ったセルフケアを上手に取り入れて、健康で快適な毎日を送りましょう。

コツ1.1日に何度もさす目薬だからこそ、正しい使い方で

目薬をさすと目の乾きやつらさがやわらぐので、「ショボショボする」「目が疲れた」と感じるたびに目薬をさしたくなるかもしれませんが、用法や用量を守って正しく使ってください。

目薬をさす前には手を洗って清潔に。指が目の中に入らないようにしながら下まぶたを開くようにして押さえ、1滴だけ落とします。このとき、目薬の容器の先が、まつ毛やまぶたなどに触れないように注意。その後、パチパチとまばたきをせず、5秒間ほど目を閉じます。目頭を軽く押さえると、目薬が鼻のほうへと逃げるのを防ぎ、目に行き渡ります。

<目薬のさし方>
目薬の容器の先がまつ毛などに触れないように注意しながら、1滴だけ落とし、5秒間ほど目を閉じる

目薬の容器の先がまつ毛などに触れないように注意しながら、1滴だけ落とし、5秒間ほど目を閉じる

コツ2.ドライアイになりにくい室内や“テレビ環境”に整える

乾燥が気になる季節は特にエアコンの使い方が重要です。送風口の方向を調節して、顔や目に当たらないようにしてください。そして、加湿器もセットで稼働させるのがおすすめ。室内の湿度は50%以上が目標です。

仕事を引退した年代の人にとって、テレビは最も身近な余暇活動。視聴時間がぐんと増えるので(図1)、テレビを見るときの環境や姿勢に注意して、ドライアイや疲れ目を防ぎましょう。

図1/総務省「社会生活基本調査」(平成23年)より作図


 
部屋の中は、自然光を採り入れながら、じゅうぶんな明るさを確保。テレビの画面は明るくしすぎないのがポイントです。寝転がってテレビを見ると、首や肩のこりを招き、目の疲れにつながります。また、画面を見上げる姿勢は、目を大きく開くことになるので、ドライアイの原因に。顔の正面かやや下を向くくらいの場所にテレビ画面を配置しましょう。

次に模様替えやリフォームをするときは、目にやさしいインテリアに。ベージュやクリーム色の家具やファブリックを選ぶと、光の反射を抑えることができます。

コツ3.蒸気でじんわり温めてドライアイを改善!

涙の分泌量が年齢とともに減少する上、涙を構成する3つの成分のバランスが、目の疲れや加齢などによって崩れることでも、ドライアイを招きます。また、眼球の表層を覆う油分を分泌しているマイボーム腺が詰まると、水分が蒸発しやすくなり、目の乾きが加速します。

マイボーム腺に詰まった油分を溶かす手軽な方法が、目を温めることです。約40℃の蒸しタオルで10分ほど目を温めましょう。温熱が目の奥まで行き渡り、ドライアイだけでなく、疲れ目の改善にも有用です。

▼関連記事:涙腺とマイボーム腺からの涙の供給量や成分のバランスが崩れると、ドライアイを招きます

コツ4.今の自分に合わないメガネは、不快感を悪化させる原因に

老眼になった後の視力がずっと同じとは限りません。度数に問題がなくても、フレームの変形やゆがみが原因で、瞳の中心位置がレンズと合わなくなっているというケースもあります。

ドライアイの人が自分の目に合っていないメガネを使うと、目の疲れや見えづらさといった不快な症状がさらに悪化します。メガネの度数チェックは2~3年に1度を目安に行い、つねに自分の視力に合ったメガネを使いましょう。

コツ5.意識してまばたきを増やすだけで、ドライアイがラクに!

「まばたき」には、目の表面に涙を送って乾燥から守り、酸素や栄養成分を届けるという働きがあります。ドライアイが気になる人は、テレビや家事の合間に意識してまばたきをすると、涙の分泌量を増やすことができます。

乾燥が特に気になるときは、20秒間ぎゅっとまぶたを閉じてみると、目がうるおいやすくなります。

<簡単まばたきストレッチ>
(1)両目のまぶたに力を入れて2~3秒ほどぎゅっと閉じた後、力をゆるめる

(1)両目のまぶたに力を入れて2~3秒ほどぎゅっと閉じた後、力をゆるめる

(2)両目のまぶたに力を入れて2~3秒ほどぎゅっと閉じた後、ぱっと見開く。(1)(2)を数回繰り返す

(2)両目のまぶたに力を入れて2~3秒ほどぎゅっと閉じた後、ぱっと見開く。(1)(2)を数回繰り返す


 
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