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口臭の原因と対策<歯の健康の基礎知識7> よく見られている記事

2018年12月27日

口臭には、生理的口臭、病的口臭、飲食物や嗜好品による口臭、心因性口臭の4つがあります。

口臭は、大きく4つに分類される

口臭は、次の4つに大別されます。

(1)生理的口臭
誰もが持っているもので、通常はその程度が少ないため、ほとんど口臭とは認められません。ただし、朝起きたときや空腹時、緊張したときなどは、口の中に細菌が繁殖していたり、唾液の分泌量が少なかったりするので、一時的に口がにおうことがあります。

(2)病的口臭
むし歯や歯周病など口の中の病気のほか、鼻の病気や胃潰瘍なども原因になります。

(3)飲食物や嗜好品による口臭
食品による一時的な口臭。にんにくのように、においの強いものを食べたあとには、誰もがにおいます。

(4)心因性口臭
上記に思い当たらない場合や検査をしても口臭が認められない場合には、(4)の心因性口臭が考えられます。実際には他人にはにおわないのに自分だけが口臭が気になっていることも多く、重篤な場合、心療内科などでのコンサルティングが必要なケースもあります。

生理的口臭の原因と対策

前項に挙げた「(1)生理的口臭」の主な原因は、舌の上や付け根に溜まった汚れ「舌苔(ぜったい)」です。舌苔にはたくさんの細菌がすみついており、においのもとになる成分も多く含まれているからです。また、歳を重ねるとともに口臭が気になる人が増えるのは、スカトールなどのにおい成分が増えることと関係していると考えられています。

生理的口臭を防ぐには、歯みがきの後に、舌もみがくと効果的です。ただし、舌はとても傷つきやすいところ。舌みがきは、専用のブラシ等を用いて、弱い力で軽くかき出すようにしてください。

朝、起きたときに、口臭がするという人も多いようです。これは、夜眠っている間、唾液の分泌量が少なく、細菌が繁殖しやすいからです。口の中がネバネバするのも、原因は同じです。気になる方は、就寝前にしっかりと歯みがきをすることが大切です。

病的口臭の原因と対策

「(2)病的口臭」の原因は、むし歯や歯周病、合わない補綴物、不潔な入れ歯によるものが考えられます。これらが原因の場合は歯科医の治療が必要です。また、胃炎や糖尿病、鼻の病気、アルコール中毒などが原因の場合もありますので、専門医に相談してください。

飲食物や嗜好品による口臭の原因と対策

「(3)飲食物や嗜好品による口臭」の場合、原因は胃や吐息に残る飲食物やその分解物ですので、多くは時間の経過とともに減少します。

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