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トイレに行く回数が増えたので、旅行がゆううつ。夜も同室の友人に気を遣う よく見られている記事

2016年9月2日

トイレに行く回数が増えたので、旅行がゆううつ。夜も同室の友人に気を遣う

「さっき行ったのにまたトイレに行きたい」「頻繁にトイレに行きたくなる」「夜中に何度もトイレに行く」などの頻尿の原因としては、わずかな刺激で膀胱が反応している可能性が考えられます。気持ちに余裕を持ち、尿意のコントロールに役立つ簡単な訓練(トレーニング)をすれば、改善する場合があります。夜のトイレの回数を減らす対策も知っておくと、さらに旅行を楽しめます。

昼間の頻尿対策は、心の持ち方やタイミング調整が重要。夜間は主に水分の摂り方に気をつけましょう

一般的には、起床から就寝までに8回以上、就寝中に尿意で目が覚めて1回以上トイレに行くことを、頻尿と呼びます。ですが、排尿回数には個人差があり、その日の気温や水分摂取量にも左右されます。また、高齢になると夜中にトイレに行く人がぐんと増えます。「1日8回」「夜に1回」はあくまでも目安として覚えておきましょう。

「トイレが近い」「1日に何度もトイレに行く」と実感していたり、生活に大きな影響を及ぼしたりしている場合は、生活習慣を見直す必要があります。トイレの回数を増やしている原因を探り、快適に暮らすコツをつかむために、排尿日誌をつけることをおすすめします。

▼関連記事:「排尿日誌」で自分の排尿パターンを知ると、尿の悩みの改善につながることもあります

多くの場合、膀胱が過剰に活動しているタイプの人が頻尿になりやすいとされています。膀胱がいっぱいになっているわけではないのに、ちょっとした刺激に膀胱が過剰に反応してしまい、切迫した尿意を感じるからです。

トイレのことを気にしすぎると、余計にトイレに行きたくなるという悪循環になりかねず、そうなるとせっかくの旅行も台なしです。昼間の頻尿は、気持ちや排尿のタイミングをコントロールする秘訣を覚えるとよいでしょう。夜間の頻尿は、食事や水分の摂り方に気をつけると大きく改善することがあります。

知っておきたい!トイレに頻繁に行く人に役立つ5つのセルフケアのコツ

「トイレに行く回数が増えたので、旅行がゆううつ。夜も同室の友人に気を遣う」。そんな気になる悩みの対策や解消法をご紹介します。簡単なセルフケアを身につけて、せっかくの旅行を思う存分楽しみましょう。

コツ1.昼間の頻尿には「いつでもトイレに行ける」という心の余裕が大切

尿意を全く感じていなかったのに、「これからサービスエリアに寄るのでトイレを済ませてください」と言われるとトイレに行きたくなった経験はありませんか?電車に乗ったときや会議に出席したとき、あるいは家に着いてほっとしたとたんに尿意をもよおす人もいます。

これは、膀胱や尿道といった排尿に関わる臓器が自律神経でコントロールされており、また自律神経は気持ちと密接な関係があるからです。

▼関連記事:排尿のしくみは、脳と自律神経などでコントロールされています

ストレスや不安を感じやすい人は、「トイレにはすぐに行ける」「今さっぱりしたばかりから、しばらくトイレに行かなくても大丈夫」と前向きに考える習慣を。同時に、深呼吸したり体を動かしたりして積極的に気分転換しましょう。不安をやわらげるという意味では、旅行時や外出時に尿もれ用パッドを用意しておくだけでも効果的です。

コツ2.本当に膀胱がいっぱいなのかを見極めてトイレの回数を減らす

トイレに行きたくなったら「膀胱がいっぱいになった」と思いがちですが、実はそうとは限りません。人間の膀胱は容量の半分ほどたまったときに、最初の尿意を感じます。生活に支障がなければ、必ずしも最初の尿意でトイレに行く必要はないのです。

「おしっこをしたくなったらすぐにトイレへ!」という排尿習慣を続けていると、膀胱が小さくなり、頻尿を招きます、また、本当に膀胱いっぱいに尿がたまっているのか、不安や焦りからトイレに行きたいだけなのか、見分けがつかなくなります。

最初に尿意を感じたらまず30分ほど我慢してみましょう。尿で膀胱がいっぱいになると、下腹部が前のほうに張ったり伸びたりするような感覚があります。このような感覚になってからトイレに行く習慣をつけると、やがてトイレの回数が減ります。

尿意を少しでも感じたらすぐトイレに駆け込んでいた人にとっては、このような習慣は不安かもしれません。まずは自宅にいるときに試してみましょう。排尿日誌をつけて、水分の摂取量なども併せて把握すると、よりコントロールしやすくなります。「私の膀胱はまだためられる」とわかると、安心感が生まれ、外出時にも心の余裕ができます。

▼関連記事:「排尿日誌」で自分の排尿パターンを知ると、尿の悩みの改善につながることもあります

コツ3.突然の尿意のきっかけとなる冷えを防いで排尿ペースを整える

膀胱が過剰に活動しているタイプの人は、「外に出たとたんに強い尿意を感じた」「水が流れる音を聞いたら急にトイレに行きたくなった」というように、冷えや寒さが切迫した尿意のきっかけになる場合があります。冷えや寒さに膀胱が過敏に反応して収縮すると、尿意を覚えるからです。

旅行などで屋外に出るからトイレが不安という人は、腹巻や使い捨てカイロなどで下腹部を温めておきましょう。温めると膀胱の血行がよくなり、過度な収縮を防ぐのに役立ちます。また、副交感神経のスイッチが入るので、緊張や不安で交感神経が優位になった状態を整える働きもあります。

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コツ4.夕食での塩分や刺激物、夕方以降のカフェインやお酒に注意!

夜の間の頻尿が気になる人は、特に夕方以降に口にするものに気をつけましょう。特に、塩分の多い食事はのどが渇き、水分を多くとりがちなため、トイレの回数が増える原因と指摘されています。香辛料が効いた料理も膀胱を刺激するので、ほどほどに。利尿効果のあるコーヒーやお茶、アルコールを遅い時間に飲むのは避けましょう。

コツ5.夜中のトイレが気になる人は、寝る3時間前までに水分を摂取

トイレの回数を気にして水分を控える人もいますが、中高年以上で多発する脱水、脳梗塞や心筋梗塞を防ぐためにも、適切な水分の摂取が大切です。目安として、体重(g)×2.5%程度が推奨されています。例えば50kgの体重なら、50,000 g×0.025=1,250mlです。

さらにわかりやすい方法は、尿の色で確認することです。朝一番の尿は濃縮されているので少し濃い色でも問題ありませんが、日中の尿はレモンイエローより濃くなると脱水気味と考え、水分をとってください。透明な水のような尿であれば、水分のとりすぎと考えます。

ただし、寝る前に水を大量に飲みすぎると、頻尿につながります。水分の摂取は就寝3時間くらい前までに終えるよう心がけてください。冷たい水は体を冷やす原因になるので、常温の水かお湯がおすすめです。

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