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かゆみ・充血・くしゃみに負けず、花粉症の季節を快適に!【健康豆知識】

2017年2月1日

かゆみ・充血・くしゃみに負けず、花粉症の季節を快適に!【健康豆知識】

花粉によって生じるアレルギー性結膜炎やアレルギー性鼻炎などの総称が花粉症。国民の4人に1人(*1)がかかっているともいわれ、主にスギ花粉が飛散する季節になると、多くの人が目や鼻の不快な症状に悩まされます。花粉症は、体に入った花粉を外に出そうとする反応によるもの。防ぐためには、花粉が体内に入るのをシャットアウトすることが先決です。気候が不安定で環境の変化も多い春は、花粉症以外の不調を招きがちな季節でもあるので、生活習慣を改善し、体調を整えるのも大切です。ここでは、花粉シーズンを快適に過ごすための知識をご紹介します。

*1 出典/厚生労働科学研究費補助金免疫アレルギー疾患等予防・治療研究事業「的確な花粉症の治療のために(第2版)」

ダテメガネもおすすめ!目から入る花粉はメガネでカット

「花粉症はマスクで予防」という対策は浸透しているものの、メガネも使用している人はまだそれほど多くないようです。しかし、目のかゆみなどに困っているなら、メガネも効果的。花粉症用のメガネも有用ですが、普通の視力矯正用のメガネでも、メガネを着用していないときよりも目に入る花粉の量を半分以下に減らせます(*2)。また、コンタクトレンズを使用している人は、日常生活に問題がなければ、花粉の時期だけはメガネを着用しませんか。コンタクトレンズと結膜の間に花粉が入り込み、結膜がこすれるのを防げます。

マスクと同様、メガネも花粉症対策に有用なアイテム。視力に問題がない人はダテメガネもおすすめ

 

*2 出典/厚生労働科学研究費補助金免疫アレルギー疾患等予防・治療研究事業「的確な花粉症の治療のために(第2版)」

目を酷使している人は疲れ目やドライアイのケアも忘れずに

花粉症がひどくなる春先は、“年度替わり”を控え、業務の忙しさが増す人が増えます。そのため、乾燥した職場で目を酷使したことによる疲れ目やドライアイが、花粉症による目の不快感を一層強めている場合もあります。主に疲れ目やドライアイが気になる人は、40℃程度の蒸しタオルで目を温めてみましょう。目がラクになったり、視界がクリアになったりしたら、疲れ目やドライアイのケアも取り入れてください。首や肩を蒸しタオルで温めると、目の疲れがさらにやわらぐかもしれません。かゆみが主な症状の人は、冷やしてみてください。

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花粉の季節になると肌の調子も悪くなる理由とは?

花粉シーズンはまだまだ空気が乾燥している時期。肌の乾燥に加え、花粉が外部刺激となり、カサつきやヒリつきを感じる人もいます。また、目薬を何度もさしたり、ティッシュを使ったりすることで、肌がガビガビになってしまう場合もあります。目薬は正しい使い方を心がけ、目やにが気になる場合は、清潔なティッシュや毛羽立ちの少ないコットンでそっとぬぐってください。いつもの化粧品だと刺激を感じるという場合は、敏感肌用の保湿クリームでのお手入れをおすすめします。

▼関連記事:コツ1.1日に何度もさす目薬だからこそ、正しい使い方をおさらい

髪や体についた花粉はお風呂に入ってスッキリ洗浄

花粉が付着しにくい素材のコートを着る、帰宅したら花粉を落とすといった対策は、花粉を物理的に遠ざけるという意味で効果的です。目薬を使う人は、うがいをするときに、ハンドソープで手指の汚れもしっかり落とし、手についた花粉や雑菌が目に入るのを防いでください。夜は湯船につかって、髪や体についた花粉を落としましょう。花冷えという言葉があるように、春は肌寒さが残る時期。入浴は冷え症の改善にも役立ちます。また、生活環境の変化が多い春は、気づかないうちにストレスを感じている可能性もあるので、ぬるめのお湯でリラックスしましょう。

▼関連記事:冷え対策―すぐに役立つ健康入浴法(3)

ハックション!による尿もれには“季節限定”で尿もれパッドを

「くしゃみで力を入れたら尿もれがしてショック」という女性が増えるのもこの時期です。「まだそんな年齢ではない」と感じるかもしれませんが、実は40代で尿もれ(尿失禁)の経験がある人は28%にのぼるという調査結果(*3)もあります。冷えや寒さが急な尿意の引き金となる場合もあるので、気になる人は使い捨てカイロなどで下腹部を温めるとよいでしょう。外出時は、この時期の応急処置として、尿もれパッドを用意しておくと、安心して過ごせるかもしれません。

*3 花王調べ「軽失禁 実態調査」(2013年)

 
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洗濯時のひと工夫で衣類に付着する花粉の数をダウン

花粉症の人ができる対策として、洗濯時の工夫もあります。それは、柔軟剤の静電気防止効果を利用して、衣類に花粉が付着するのを防ぐこと。洗濯の最後に柔軟剤を使用すれば、花粉の付着を大幅に減らせることがわかっています(図1)。また、頻繁に洗濯できないコートやジャケットなどのアウターは、静電気防止効果のある衣料用スプレーを使うと、静電気を防ぎ、花粉を払い落としやすくします。

<花粉付着抑制効果モデル実験>

図1/花王調べ「花粉付着モデル試験」(2007年)
※木綿試験布を各条件で処理した後、花粉を入れた密閉容器中で振とうし、付着した花粉数を計数した


 
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