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夜遅くまで受験勉強をしている子どもの疲れ目や近視が心配・・・ よく見られている記事

2016年4月30日

夜遅くまで受験勉強をしている子どもの疲れ目や近視が心配・・・

受験生のお子さんが毎晩遅くまで机に向かっていると、その成果もさることながら、目の疲れや近視も気になりますよね。机周りの環境をチェックしたり、コンタクトやメガネの度数を見直したりして、目にやさしい環境を整えましょう。勉強中の姿勢が悪くなっていないか、ときどき声をかけてあげるのも大切な対策の一つです。

勉強以外にも「見つめる」ことが増えた現代、目の疲れが子どもの近視を進行させているという指摘もあります

近年、携帯電話やスマートフォンを使う子どもが増え、小学校4~6年生の利用率は46.1%、中学生では60.4%にのぼるなど(*1)、学校以外でも何かを読んだり見たりする時間が定着しており、目に負担をかけていることがうかがえます。

子どもの目を取り巻く環境を考えるとき、知っておきたいのが、子どもの近視です。平成26年度の文部科学省の調査によると、裸眼視力が1.0未満の子どもは小学校で30%、中学校で53%(*2)。昭和54年度と比べて、それぞれ1.5倍以上に増えています。

近視の原因とされる遺伝と環境のうち、子どもの近視との関連が指摘されているのが、環境要因です。勉強や読書に加え、パソコン、ゲーム機、スマートフォンといった、ブルーライトを発するデジタル端末の使用機会の増加と無関係ではなさそうです。

ブルーライトは強いエネルギーを持つ光です。凝視すると目に大きな負担をかけます。その結果、目の疲れが蓄積されると、近視を進行させる一因になるかもしれないと自覚して、子どもの目を守りましょう。

*1 出典:内閣府「子供・若者白書」(平成27年版)
*2 出典:文部科学省「学校保健統計調査」(平成26年度)

知っておきたい!子どもの疲れ目をいやす5つのセルフケアのコツ

「夜遅くまで受験勉強をしている子どもの疲れ目や近視が心配…」。そんな不調の対策や予防法をご紹介します。ご家庭でできるセルフケアを上手に取り入れて、健康で快適な毎日を送りましょう。

コツ1.目をじんわりと温めて、疲れ目も心もリフレッシュ!

近い距離にあるものを見つめ続けると、目が疲れるのは、「目の筋肉痛」が原因です。ピントを近い場所に合わせるには、レンズのような役割をする水晶体を厚くさせるために、水晶体の周囲の毛様体筋がぎゅっと緊張します。その状態が続くと、血行が悪くなり、こりや痛みが起こるのです。

こりや痛みをやわらげるには、温めて血行を促すのが効果的です。「目が疲れたな」「集中力が落ちたかな」と感じたら、気分転換をかねて、10分間のリフレッシュタイムを。40℃の蒸しタオルなどで、目を温めましょう。血管が集中している目を温めると、全身のリラックス効果も生まれます。

コツ2.疲れやこりが気になる首や肩を温めると、疲れ目にも効果的

ずっと同じ姿勢で座って勉強をしているときに目の疲れを感じたら、多くの場合、首や肩も疲れています。同じ姿勢を続けたことにより、首や肩など上半身の筋肉が緊張し、血行が悪くなっているからです。

猫背や脚を組む癖があると、こりや疲れを感じやすい傾向にあります。そんなお子さんは、首や肩を温めるのがおすすめです。血めぐりがよくなるので、筋肉の緊張をときほぐすと同時に、疲れ目の軽減も期待できます。

コツ3.机に向かうときの姿勢や照明をチェックして疲れ目を予防

勉強するときの姿勢や照明は、疲れ目対策の重要なポイント。正しい姿勢を覚えてもらい、目にやさしい照明環境を整えてあげましょう。

教科書や本を読むときは、寺子屋で勉強するような気分で背筋を伸ばします。できるだけ脚は組まず、足の裏は足置きか床にしっかりつけてください。

電気スタンドでノートや教科書などの一部分だけを明るく照らすのは、目にやさしくありません。机の上全体が均等に明るくなるようにします。部屋全体の明るさも確保し、明るいところと暗いところの差を少なくするとよいでしょう。

<勉強するときの基本の姿勢>
肘と天板の高さ、背もたれ、足の裏、膝の裏をチェック。机の上だけを明るくするのではなく、部屋全体を明るくするのが望ましい

肘と天板の高さ、背もたれ、足の裏、膝の裏をチェック。机の上だけを明るくするのではなく、部屋全体を明るくするのが望ましい

コツ4.受験を機にメガネやコンタクトの度数を再確認

「今年はいよいよ受験生」というお子さんがメガネやコンタクトを使用しているなら、机に向かう時間が増える前に、度数を確認しませんか。子どもの成長のスピードは速く、それに伴い、視力や顔のサイズも変化します。去年あつらえたばかりのメガネでも、フレームがフィットしなくなっている場合もあります。

コンタクトを装用しているお子さんが深夜まで勉強をする場合は、装用時間を守っているか注意してください。長時間の使用を続けると、目の疲れだけでなく、さまざまな目の障害を招く恐れがあります。

コツ5.テレビ、スマホ、スポーツ…。普段の生活の中でも疲れ目対策を忘れずに

テレビやゲームなどを楽しむときは、背筋を伸ばすのが基本。寝転んでスマートフォンを見ていないかなどにも注意を払い、声をかけるようにしましょう。

また、受験生だからといって、外で遊ぶ時間をつくらないのは考えものです。外で体を動かして、遠くを見つめたり、いろいろな方向を見たりすると、目にとってよい刺激になることが期待されます。スポーツやレクリエーションを楽しむ習慣を大切にしましょう。
 
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