注目のキーワード

アイメイクに気合いを入れると、目がショボショボするのはどうして!? よく見られている記事

2016年4月30日

アイメイクに気合いを入れると、目がショボショボするのはどうして!?

「アイメイクとドライアイ」…。あまり関連がなさそうに感じるかもしれませんが、粘膜にまでほどこしたアイメイクでマイボーム腺が詰まると、涙が蒸発しやすくなってしまい、目が乾く原因になります。ドライアイ対策の方法を知って、目を健やかに保ちながら、メイクを楽しみましょう。

特に目を酷使していないのにドライアイになったという女性は、アイメイクが原因でマイボーム腺が詰まっている可能性があります

涙の量が足りず、目が乾いてショボショボしてしまうドライアイ。パソコン画面などを凝視すると無意識のうちにまばたきの回数が減り、涙の分泌量が少なくなることから、デスクワークやパソコン作業の人はドライアイになりやすい傾向があります。

「デスクワークでもないしパソコンはほとんど使わないのにドライアイが気になる」という人は、マイボーム腺の詰まりが考えられます。マイボーム腺とは、上下のまぶたの内側にある、油分を供給する腺のこと。まつ毛の生え際に並ぶ小さな開口部から油分を供給しています。

下図のように、涙は3層から構成されており、眼球の外側を覆う油分が少なくなると、水分が蒸発してしまい、ドライアイを引き起こします。マイボーム腺が梗塞する原因としては、老化や炎症などが挙げられますが、特に女性の場合はアイメイクがマイボーム腺の出口を塞いでいるケースが目立ちます。思い当たる人は、下記でご紹介するセルフケアを参考に、マイボーム腺を健やかに保ちましょう。

油層/外側を覆って水分の蒸発を防ぐ油分は、マイボーム腺から分泌されている 水層/涙の約98%を占めている水分 ムチン/眼球に最も近い場所にある層は、ねばねばしたムチンからできている

知っておきたい!マイボーム腺の詰まりによるドライアイを解消する5つのセルフケアのコツ

「アイメイクに気合いを入れると、目がショボショボするのはどうして!?」。そんな不調の対策や予防法をご紹介します。自分に合ったセルフケアを上手に取り入れて、健康で快適な毎日を送りましょう。

コツ1.マスカラやアイラインをまぶたの内側の粘膜にまで塗るのは避けて!

眼球を守る大切な油分を分泌するマイボーム腺。その開口部は、まつ毛の生え際に並んでいる小さな点で、上下まぶたの内側の粘膜の部分にあります。

最近よく見受けられるのが、アイメイクに凝るあまり、マスカラやアイラインをまつ毛の内側の粘膜にまで塗っているケースです。粘膜とは、吸収や分泌を担う器官であり、舌や鼻の穴も粘膜に該当します。粘膜にまでメイクをするのは、舌や鼻の穴にメイクをするのと同じようなものと心得てください。

アイメイクを“盛る”ときは、マイボーム腺を塞がないよう、まつ毛の外側まででストップ。夜はしっかりクレンジングして、アイメイクを落としましょう。

コツ2.まつエク(まつ毛エクステンション)などがドライアイの遠因になることも…

まつ毛を魅力的に演出してくれるまつ毛エクステンションやまつ毛パーマ。すぐにドライアイを引き起こすというわけではありませんが、いくつかの点に気をつけながら取り入れてください。

ある調査(図1)では、過去1 年間にまつ毛エクステンションの施術を受けたことのある女性1,000 人のうち、4人に1人が目に関する何らかの異変を感じており、その原因として「接着剤(グルー)が目やまぶたに触れていた」「取り付けた人工毛が目やまぶたに刺さっていた」などを挙げる人が目立ちました。

図1/独立行政法人国民生活センター「まつ毛エクステンション経験者の実態に関するアンケート調査結果」(平成27年6月4日付)より作図

図1/独立行政法人国民生活センター「まつ毛エクステンション経験者の実態に関するアンケート調査結果」(平成27年6月4日付)より作図



まつ毛エクステンションは刺激に敏感な目の周囲に行うため、美容師法により、美容師免許を持った人が施術できる行為と規定されています。まつ毛エクステンションを施術してもらうときは、担当者が美容師免許を持っているか確認しましょう。

また、「まつエクやパーマを長持ちさせたいから、目の周りをあまり触りたくない」という意識が働き、アイメイクをきちんと落とし切れていない人もいます。ゴシゴシこすらなくてもメイクを落とせるクレンジング剤を選び、毎晩きちんとアイメイクをオフしましょう。

コツ3.目を温めてマイボーム腺の詰まりを溶かせばドライアイがやわらぐ

眼球を覆う油分を供給するマイボーム腺の詰まりが進行すると、本来はマイボーム腺から分泌されるべき油分がバターのように固まってしまうことがあります。

これを溶かすのに効果的なのが、目を温めることです。40℃くらいの蒸しタオルで10分ほど温めてみましょう。蒸しタオルの蒸気により目の奥まで温めることができるので、ドライアイだけでなく疲れ目の改善も期待できます。

コツ4.目をぎゅっと閉じてぱっと開くストレッチで、乾いた目に涙を増やす

私たちが無意識のうちに行っている「まばたき」には、目の表面に涙を送るという大切な働きがあります。ドライアイが気になる場合は、意識してまばたきを増やしましょう。涙の量が増えれば、目にうるおいを与えることができます。ここでは、涙腺を刺激するストレッチをご紹介します。

<簡単まばたきストレッチ>
(1)両目のまぶたに力を入れて2~3秒ほどぎゅっと閉じた後、力をゆるめる

(1)両目のまぶたに力を入れて2~3秒ほどぎゅっと閉じた後、力をゆるめる

(2)両目のまぶたに力を入れて2~3秒ほどぎゅっと閉じた後、ぱっと見開く。(1)(2)を数回繰り返す

(2)両目のまぶたに力を入れて2~3秒ほどぎゅっと閉じた後、ぱっと見開く。(1)(2)を数回繰り返す

コツ5.コンタクトやカラコンは正しく使っている?改めてチェック!

コンタクトレンズには、ハード、ソフト、使い捨ての3種類があり、それぞれに長所と短所があります。自分のライフスタイルに合ったコンタクトレンズを使うと同時に、ドライアイが気になる人は、酸素透過性にすぐれたものやモイスチャー成分が含まれているものを選びましょう。

忘れてはならないのが、私たちの毎日の生活に溶け込んでいるコンタクトレンズやカラーコンタクトレンズは「医療機器」であるということ。正しく使用しなければ眼の障害を引き起こす可能性があります。

特に目立つのが、定められた装用時間を守らず、長時間装用したままになっているケースです。節約するために、使い捨てコンタクトレンズを何日間もつけたままという人もいます。菌が繁殖したり角膜に傷がついたりして眼の病気を招くこともあるので、定められた使用方法をきちんと守ってください。
 
▼【疲れ目・ドライアイ】をもっと読む

この記事をシェア

  • facebook
  • twitter
  • google+
  • はてブ