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2016年7月27日

部署を異動してからストレスが増え、胃がキリキリするようになった

胃の働きは自律神経と密接な関係があります。そのため、ストレスを感じやすい人は、交感神経が優位になり続けることで、自律神経のバランスが崩れてしまい、胃の健やかな消化活動が行われなくなる場合があります。その結果、食べ物が胃の中に長時間滞留すると、胃もたれなどを招いてしまいます。

自律神経の働きを乱すストレス。胃の痛みや不調の最大の原因です

「人間関係でストレスを感じて胃が痛くなってしまった…」。そんな経験を持つ人が半数以上もいるという調査結果(図1)からわかるように、ストレスと胃痛は切っても切れない関係です。

人間関係によるストレスで胃が痛くなった経験

図1/ヘルスケアナビ調べ
「ストレスと胃痛に関する調査」(2016年)より作図

 

私たちの胃は、「これから胃を動かすぞ」と意識しなくても、消化活動を行います。なぜなら、胃は自律神経によってコントロールされているからです。そして、ストレスを感じると交感神経が優位になり、胃を活発に動かす副交感神経の働きが抑制されるので、胃の不調を感じやすくなります。

加えて、ストレスにより胃の知覚が過敏になることで、少量の胃酸でも刺激に感じるようになります。

ストレスの原因を分析して取り除くのが一番の対処法ですが、そうもいかないのが現実です。そんなときは、誰か信頼できる人に相談したり、話を聞いてもらったりするだけでも、ストレスが軽減する場合もあります。休息をたっぷりとる、好きな音楽を聴いてリラックスするなど、副交感神経を優位にする時間を増やすのも効果的な対策です。

▼関連記事:胃の運動は自律神経によってコントロールされています

知っておきたい!ストレスによる胃痛を解消するセルフケアの4つのコツ

「部署を異動してからストレスが増え、胃がキリキリするようになった」。そんな不調の対策や予防法をご紹介します。自分に合ったセルフケアを上手に取り入れて、健康で快適な毎日を送りましょう。

コツ1.寝る2~3時間前にぬるめのお湯につかり、副交感神経のスイッチをオン

ストレスにさらされている人は、交感神経が優位になっています。帰宅後はリラックスして過ごし、副交感神経が優位な状態にしましょう。

夜遅い時間の間食や夜食は、消化活動が眠りを妨げる原因になるので、できるだけ避けてください。お風呂は寝る2~3時間前がおすすめ。ぬるめのお湯(夏は38℃前後、冬は40℃前後)につかると、副交感神経のスイッチが入り、よい眠りにつながる効果もあります。

▼関連記事:リラックスやストレス解消―すぐに役立つ健康入浴法(2)

コツ2.規則正しい睡眠で生活リズムを整えると胃の不調がやわらぐことも

悩みや心配ごとのせいで、寝つきが悪くなり、ぐっすり眠れない…。そんな日が続くと、自律神経の働きが乱れてしまい、胃の不調の一因になっているケースもあります。

思い当たる人は、まず生活リズムを整えてください。朝起きたら太陽の光を浴びて、体内時計をリセット。3食を規則正しく食べ、決まった時間に就寝・起床しましょう。

寝る直前のテレビやパソコン、スマートフォンなどは、交感神経を刺激するので、望ましくありません。好きな香りのアロマオイルを楽しむ、肌触りのよい寝具に取り換えるなど、心地よく眠るための環境づくりも大切です。

コツ3.ウオーキングや散歩などで軽く体を動かしてリフレッシュ

胃に不調がある人には、運動量が少ない傾向があるとされています。運動は胃の不快感の改善だけでなく、生活習慣病の予防にも有効なので、健康づくりのためにぜひ始めましょう。

ストレスによる胃の不調で悩んでいる人は、運動して爽快感を得ると、ストレス解消にもつながります。おすすめなのは、ハードな運動ではなく、ウオーキングや散歩など、一定のリズムで体を動かし続ける軽い運動です。このような運動には、セロトニンという物質を増やし、リラックスや良眠に役立つ効果があります。

ストレスが気になる人は、意気込んでハードな運動をするよりも、ウオーキングなどのほうがリラックス効果を得られやすい

ストレスが気になる人は、意気込んでハードな運動をするよりも、ウオーキングなどのほうがリラックス効果を得られやすい

コツ4.冷えや緊張に気づいたら、お腹を温めて血流をアップ!

冷える環境にいたり、緊張やストレスを感じたりすると、血流が滞り、胃の働きが低下します。そんな場合は、お腹を温めると、血行がよくなり、胃の不快感がやわらぐ場合があります。

そして、胃の調子が悪いときに何かを飲むなら、冷たいものではなく、温かいものを選びましょう。

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