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仕事柄、接待や宴会が多く、胃がムカムカして調子が悪い

2016年7月27日

仕事柄、接待や宴会が多く、胃がムカムカして調子が悪い

接待や宴会でお酒を飲む機会が多い人、外食の機会が多い人が胃を守るには、アルコール飲料の種類やメニューの選び方が重要です。胃酸の分泌を増やしてしまう原因となる、脂っこい料理や香辛料がたくさん使われた料理を控えるなどの工夫をしましょう。普段からの規則正しい生活習慣も大切です。

「刺激物は避け、お酒はたしなむ程度に」を目安に、飲み会を楽しみましょう

ついついお酒がすすみ、脂っこいものを食べすぎてしまいがちな飲み会。その後に胃の調子が悪くなった経験がある人の割合は、半数近くにのぼります(図1)。

宴会や飲み会の後に胃の調子が悪くなった経験

図1/ヘルスケアナビ調べ
「胃痛に関する調査」(2016年)より作図

 

飲み会や宴会は、なぜ胃の不調につながるのでしょうか。まず、脂肪分の多い食べ物や刺激物は、胃酸の分泌を増やしてしまう上、胃に長い時間とどまるので、胃の調子の悪いときには特に負担になります。飲み会に欠かせないアルコールも、量や飲み方によっては胃粘膜を荒らす原因になります。

また、食べすぎや脂肪分の多い食事は、食道と胃の境目(噴門部)にある下部食道括約筋がゆるむ原因にもなるので、胃酸が逆流すると胸やけにつながります。

胃痛や胃もたれになりにくい食べ方や飲み方のコツを知って、接待や宴会をおいしく楽しみましょう。

知っておきたい!接待や宴会が多い人の胃を守るセルフケアの4つのコツ

「仕事柄、接待や宴会が多く、胃がムカムカして調子が悪い」。そんな気がかりな不調の対策や予防法をご紹介します。自分に合ったセルフケアを上手に取り入れて、毎日を健康的に気持ちよく過ごしましょう。

コツ1.アルコールは度数が肝心!「とりあえずビール」は正解

アルコールは胃に厳禁というわけではなく、適量の範囲で楽しむ分には大きな問題はありません。ただし、アルコール度数には注意する必要があります。胃が空っぽの状態で、度数の高いアルコールをいきなり飲むと、胃粘膜を荒らし、炎症を起こすかもしれないからです。

飲酒する前には何かつまんでおく、最初に頼むものはアルコール度数の低いものにするなど、胃を守る工夫をしましょう。そういう意味では、お店に入ったときの合言葉のような「とりあえずビール」は、胃を守る対策としては正解といえるかもしれません。

ウイスキー、焼酎、清酒(日本酒)といったアルコール度数の高いものを飲むときは、水で薄めたり、チェーサー(水)と一緒に飲んだりするのがおすすめです。

<1日のお酒の適量(純アルコール量20g)>

「主な酒類の換算の目安」を「節度ある適度な飲酒」とされる1日平均純アルコールで約20gにて計算した図

図1/厚生労働省「健康日本21」(平成12年度~24年度)より作図
※「主な酒類の換算の目安」を「節度ある適度な飲酒」とされる1日平均純アルコールで約20gにて計算

コツ2.冷たいものや刺激物を控え、温かいものや低脂肪のメニューを注文

ビールによく合う揚げ物や肉料理、辛いものや酸っぱいものは、胃酸の分泌を増やす原因です。胃の調子が悪いときは、枝豆や豆腐、淡泊な魚料理などを意識して食べてください。

冷たいものは、お腹を冷やし、胃の働きが悪くなる可能性があります。できるだけ温かい食べ物や飲み物を注文しましょう。

コツ3.胃の血流を悪くするタバコはきっぱりストップ!

タバコが病気のリスクを高めることは広く知られていますが、胃にも影響を及ぼします。血流が低下し、胃の組織への栄養や酸素の供給が滞るからです。

また、タバコを吸うと、ニコチンの働きによって交感神経が興奮します。胃が活発に働くのは副交感神経が優位になっているときなので、胃の機能の低下につながります。

喫煙者の人は、胃の調子が悪くなったら、禁煙のよいタイミングと考え、タバコをやめる努力を始めませんか。

コツ4.眠たくても朝食は欠かさず、規則正しい食生活を!

「飲み会で帰宅が遅くなった翌朝は、朝食をとりたくない・・・」。そんな人も多いかもしれませんが、胃が空っぽの状態でも胃酸は分泌されるので、朝食を抜くと胃酸過多の状態になります。

規則正しい食生活は、健やかな胃の基本です。胃に不調がある人には朝食をとらない傾向がみられるという指摘もあるので、朝食はできるだけ欠かさないようにしましょう。

朝食の図

バランスのよい朝食をとる時間がないときは、果物やビスケットをつまむなどの工夫を

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