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腕や手の関節が痛い。しびれも感じる new

2017年7月25日

腕や手の関節が痛い。しびれも感じる

パソコンやスマートフォンの操作などで手や指をよく使う人に多い腱鞘炎をはじめ、重い荷物を持ち上げる動作などが原因で起こる腕や手の痛みの対策をお届けします。パソコン作業の前に取り入れたいちょっとした習慣や腕や手をいたわるコツを知っておきましょう。

腕や手の痛みの原因の多くは、負荷のかけすぎや酷使です

長時間のパソコンの使用が原因と考えられる痛みを訴える人が増えています。手首や指の曲げ伸ばしは、骨と筋肉をつなぐ腱(けん)とそれを覆う腱鞘(けんしょう)が担っています。腱鞘が硬くなったり、腱と腱鞘が過剰にこすれ合ったりすると、炎症が起きることがあり、これが腱鞘炎(けんしょうえん)です。

腱鞘炎は、パソコンだけでなく、スマートフォンなどをよく使う人、はさみで指を酷使する美容師、楽器を演奏する人にも起こります。原因はよくわかっていませんが、妊娠期や更年期以降の女性もなりやすい傾向があります。

腕や手は、重い物を持ったり過度に動かしたりすると、痛みが起こりやすくなります。“テニス肘(ひじ)”に代表される、運動による痛みを防ぐには、事前のストレッチが大切。また、運転や調理といった特定の動作を続けることでも、腕や肘、指の痛みを招く場合があります。手の指先や甲がしびれる場合は重大な病気かもしれないので受診をおすすめします。

腕や手の痛みを感じたら、まずは安静にして休ませるのが先決。同時に、腕や手に負担をかけない生活を心がけることが重要です。突然の肩の痛みを感じたら、以下の記事を参考にしてください。

▼関連記事:もしかして五十肩?特に理由が思い当たらないのに急に肩が痛くなった

知っておきたい!腕や手の痛みを防ぐ5つのセルフケアのコツ

「腕や手の関節が痛い。しびれも感じる」。そんな不調の対策や予防法をご紹介します。パソコン作業前の指のストレッチや日常生活の動作の工夫など、自分に合ったセルフケアを取り入れて、腕や手指の痛みを防ぎましょう。

コツ1.腕の痛みや腱鞘炎は、冷やす?それとも温める?

痛む部分が熱を持っている、腫れているというときは、安静にして冷やします。2~3日して痛みが落ち着いてきた頃や、痛みが慢性化している場合は、冷やさずに温めるのがおすすめです。

夜は湯船につかり、全身を温めましょう。皮膚の毛細血管が広がって血めぐりがよくなり、体内の老廃物や疲労物質が流し去られるので、痛みやこりの軽減が期待できます。

入浴の温熱作用で血めぐりを促進すれば、発痛物質や疲労物質が代謝される。また、浮力作用により、筋肉や関節を休ませることができる

コツ2.衣類やカイロで腕や肘を冷えから守る

お腹や下半身の冷えには気をつけていても、腕や肘は軽視していませんか?皮下脂肪が少ない腕や肘は、冷えやすい部位です。カーディガンを羽織る、エアコンの風が直接当たらないようにする、長袖のパジャマを着るなどの工夫を。スポーツやパソコン作業の前、外出するときなどは、冷え対策として、腕に使い捨てカイロを貼っておくのもおすすめです。

コツ3.パソコン操作による手首や指の疲れを減らす知恵

作業を始める前に、簡単なストレッチを取り入れてみましょう。胸の前で手のひらを合わせ、手のひらがぎゅっと押し合うように軽く力を入れて5秒ほどキープ。胸の前で指をぶらぶらと振るだけでも、指の筋肉がほぐれて温まります。

キーボードを打つときに、手首を反らすのはおすすめできません。手首だけを机に置いて指先がキーボードの上に乗っているような状態は避けてください。手首の下に置くリストレストなどを活用するのも一考です。

パソコン作業を続けていると、首や肩、目も疲れる場合が多いもの。40℃前後の蒸しタオルで目を温めると、目の疲れの改善につながり、パソコン作業がはかどります。

コツ4.家事や日常の動作でも腕や手に負担をかけない工夫を

痛みを予防するためには、どちらかの腕に負荷を集中させない習慣を。例えば、電車の吊り革にぶらさがるようにして体を支えると、腕に負担がかかるのでやめましょう。バッグを持つ手は左右交互に変える、重い荷物はリュックに入れて背負うなども、腕や手を守るのに役立ちます。

荷物を持ち上げるときは、腕だけを使って引っ張るように持ち上げるのではなく、荷物に近づいて体全体を使って持ち上げるとよい



痛みがある場合は、腕や手を使わず休ませるのが一番ですが、家のことを全くしないわけにはいかないもの。物干し竿の位置を低くする、小さなバケツやジョウロに変えるなど、少しずつ負荷を減らしましょう。床の拭き掃除は、腕や手首に力を込めすぎないように注意。取り替えシート式のお掃除ワイパーなら、少ない力でラクに掃除でき、雑巾などを洗って絞る手間もいりません。

コツ5.運動する習慣で、多少の負荷に負けない腕や手に

腕が痛むからといって運動を避けていませんか。運動不足は、関節を支える筋肉量の減少を招きます。痛みが落ち着いたら、無理をしない程度に体を動かしてください。手軽に取り入れられるのは、ウオーキング。本格的に始めるのは気が向かないという人は、いつもより遠いスーパーに買物に行くなど、活動量を増やしましょう。

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