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2016年12月27日

育児と家事と仕事で毎日大変!母親の夜型生活は子どもに影響する?

夜型化した生活は、子どもの睡眠時間に影響する可能性があります

日本人の平均睡眠時間は、男性より女性のほうが13分短く(*1)、女性の家事労働の長さが影響していると推測できます。さらに子育てや仕事が加わった場合、睡眠時間を削りながら限られた時間をやりくりしているのは想像に難くありません。

このようなワーキングマザーのライフスタイルは、お子さんの就寝時間にも少なからず影響し、お母さんが働いていない家庭に比べて21時以降に寝る子どもの割合が高いことがわかっています(図1)。

母の就業の有無別にみた子どもの寝る時間

図1/厚生労働省「第3回21世紀出生児縦断調査の概況」(平成22年出生児)より作図 ※「母と同居」の者のうち就業状況「不詳」を除いた者(母「有職」15,134 人、母「無職」16,879 人)を集計

子どもの寝不足は、大人と同じようにパフォーマンスや集中力の低下を招きます。また、情緒不安定になるケースも指摘されています。お母さんの労働時間を大きく変えるのは難しいかもしれませんが、睡眠リズムを少しでも整えて、お子さんの適切な睡眠時間を確保しましょう。

*1 出典:総務省「社会生活基本調査生活時間に関する結果要約」(平成23年)

コツ1.寝かしつけたらそのまま朝まで寝て、夜家事から朝家事へ!

「子どもの寝かしつけで寝た後、深夜に起きて家事を片付ける」というような睡眠の分断は、健やかな睡眠の構造を崩す可能性があります。質のよい眠りを得るためには、できれば思い切って朝まで寝てしまい、早朝に家事をこなすのも一考です。最初のうちは大変ですが、3週間ほどで体内時計が安定してきます。

▼関連記事:睡眠は、レム睡眠とノンレム睡眠という2つの状態で構成されています

コツ2.たっぷり寝たい週末でも、大幅な寝坊には注意

週末にたっぷり寝だめすると、平日の生活リズムが夜型化する原因になることもあります。家族の生活リズムの乱れは子どもに影響しがちなので、できれば休日も平日と同じ時刻に起き、眠いときは30分程度の昼寝をしましょう。

コツ3.コミュニケーションの時間はお風呂で楽しく

慌ただしい毎日の中でも大切にしたいのが、お子さんとのコミュニケ―ション。お風呂に入れるのを義務と思わず、楽しく会話する時間と考えてみましょう。九九を確認したり、英単語を覚えたりするのもよいですね。入浴で脳や内臓などの深部体温を上昇させてから急降下させると、良眠効果もあります。

▼関連記事:深部体温を急激に下げると、良眠を得やすくなります

コツ4.子どもの昼寝は必ずしもよいことばかりじゃない!?

赤ちゃんの頃は1~2時間おきに分散していた睡眠が、しだいに1回の昼寝にまとまり、やがて大人の睡眠スタイルへと移行します。昼寝は大人の眠りに移行する大切な過程ですが、保育園や学童保育でのお昼寝タイムで全ての子どもが眠っているわけではありません。眠たくない子を無理に寝かそうとすると、トラウマとして残ることがあります。昼寝はお子さんの睡眠時間やタイミングを見計らいながら取り入れましょう。

コツ5.放課後のクラブ活動では、しっかり体を動かして心地よい汗を

中学生になると、部活でスポーツに取り組むお子さんが増えます。部活と良眠を両立させるためには、思い切り体を動かして練習に励むのがポイント。疲労すれば、睡眠で休息しなければならない状態になり、寝つきがよくなります。


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