注目のキーワード

生理痛が毎月ひどく、頭も痛くなる。仕事に行きたくない よく見られている記事

2016年12月28日

生理痛が毎月ひどく、頭も痛くなる。仕事に行きたくない

月経痛(生理痛)は、月経にまつわる代表的な不調として知られており、多くの女性が悩んでいます。この記事では、月経痛が起こる原因とともに、月経痛を軽減するための知識や簡単なストレッチなどをご紹介しています。月経痛の予防に役立ててください。

月経痛(生理痛)は経血を押し出そうと子宮が収縮することで起こります

月経の時期に起こる不調で最も多いのが、下腹部や腰が痛くなる月経痛です。子宮が経血を外に押し出そうとして収縮し、同時に子宮内膜の中のプロスタグランジンという発痛物質を分泌することから起こるもので、痛みには個人差があります。この発痛物質が血液中を流れることで、頭痛などを招く場合もあります。

注意したいのは、「生理痛になるのは当たり前」「生理中だけ我慢していれば治るから」という考え方です。月経痛を感じる全ての人が病気を抱えているわけではありませんが、子宮内膜症などを発症している場合もあるので、少しでも痛みがあれば婦人科を受診してみてください。

月経痛の程度は年代によって変化するほか、疲れや体調にも左右されます。また、下半身が冷えると血行が悪くなり、痛みが増す場合があるので、冷えにも注意してください。

下半身やお腹を冷やすとなぜよくないのかは、女性の体の構造を考えると理解できるかもしれません。卵巣や子宮は脂肪に包まれたお腹の奥の骨盤の中にあり、冷えから守られているといえます。一方、男性の性器は外気に触れる場所にあり、高温になると精巣の機能が衰えるとされています。「女性は体を冷やしてはいけない」という昔からの言葉は、卵巣や子宮を健やかに保つという意味で正しいといえるでしょう。

知っておきたい!月経痛(生理痛)をやわらげる5つのセルフケアのコツ

「生理痛が毎月ひどく、頭も痛くなる。仕事に行きたくない」。そんな悩みの対策や予防法をご紹介します。簡単に実行できるセルフケアを毎日の生活に取り入れて、月経中のツラさを少しでも解消してください

コツ1.月経痛をひどくする原因の「冷え」をまず防ぐ!

体が冷えると血行が滞り、子宮筋の硬直を促したり、骨盤内にうっ血が起こったりすることで、月経痛がひどくなることがあります。特に、短いスカートや裸足は、下半身を冷やす原因。冷えない服装を心がけてください。制服や服装規定がある職場の場合は、保温性の高い下着をつけて、しっかり防寒。貼るタイプの使い捨てカイロなどで下腹部や腰を温めるのも効果的です。

カーディガンやストールなどを普段から職場に用意するか、バッグの中に入れておきたい。足元は夏でも裸足は避け、靴下やストッキングを

コツ2.和食中心のバランスよい食生活にシフト

月経中に限らず、自己流のダイエットや極端な食事制限は考えものです。いろいろな食材をバランスよく食べることを心がけてください。体調を整えるためにおすすめなのは、和食です。体を温める効果のある炭水化物を適量とり、野菜や大豆製品を中心に、魚や肉を適宜加えるとよいでしょう。ただし、塩分は控えめにしてください。間食するなら乳製品や果物はいかがですか。

毎日のランチを外食する際も、多種類の食材がとれる定食類を選びたい。単品料理をオーダーするなら、サラダや小鉢料理などをプラスしてバランスをアップ

コツ3.仕事の合間に実行したい!席でできるストレッチ

活動量を増やして血行を促すと、月経痛をやわらげる効果があります。ランチで遠いお店に足をのばしたり、他の階に用事を済ませに行ったりするなど、体を動かす工夫をしましょう。仕事中に椅子に座ったままできるストレッチで、腰まわりの血行を促進するのもおすすめです。キャスター付きではない、固定式の椅子で行ってください。

<席でできる!生理痛におすすめのストレッチ(*1)>

(1)椅子に座り両足を少し開く
(2)体の力を抜いて足の間に上体を入れ込むように前屈する
(3)おへそを見つめながらゆっくりと体を起こし最後に顔を上げて前を見る。(2)(3)を3回繰り返す

 

*1 参考:福田千晶『どこでもプチストレッチ』(山海堂、2006)

コツ4.朝や寝る前に実行したい!下腹部の血行を促すストレッチ

股関節をきゅっと広げてお腹を曲げることで、下腹部の血流を促すストレッチを紹介します。(2)の動作が難しい人は、足首から手を離して上体を倒してください。普段から実行しておくと、月経痛の予防にも役立ちます。

<下腹部の血行を促進!生理痛におすすめのストレッチ(*2)>

(1)座って足の裏をくっつけ、両手で足首を持つ
(2)体をゆっくり倒し10秒キープしたら戻す。顔だけ足元に近づけるのではなく、背中全体を曲げるイメージが大切。これを6回繰り返す

 

*2 参考:福田千晶『どこでもプチストレッチ』(山海堂、2006)

コツ5.月経中こそお風呂や足湯でしっかり温める

月経中のお風呂を敬遠する人も多いのですが、入浴すれば全身が効率よく温まり、血流が改善され、疲れや痛みのもととなる物質の代謝を助けます。ただし、月経中は抵抗力が落ちているので、清潔なお湯につかってください。湯船にはつかりたくないという人は、足湯もおすすめです。

▼関連記事:入浴の効果って?―すぐに役立つ健康入浴法(1)

足を温めると全身の血流がよくなるので、「お風呂は気が進まない」という人は足湯がおすすめ

 
▼【生理痛・PMS】をもっと読む

この記事をシェア

  • facebook
  • twitter
  • google+
  • はてブ