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生理はまだ先なのに、お腹が張って頭痛もする。仕事がはかどらない

2016年12月28日

生理はまだ先なのに、お腹が張って頭痛もする。仕事がはかどらない

月経(生理)の前になると起こるPMS(月経前症候群)として、頭痛や腹痛、食欲増進、肌荒れといった症状が現れる場合があります。この記事では、そんな不調が起こる原因をはじめ、簡単にできる対処法をお届けします。仕事の合間にできるストレッチもご紹介しています。

頭痛や腹痛以外にもさまざまなトラブルが出るのがPMS(月経前症候群)です

月経中に下腹部などが痛くなるなどの不調を訴える人は珍しくなく、月経痛としてよく知られています。ところが、月経の2週間くらい前~直前に同じような不調が現れる人もいます。日常生活に支障をきたすほどつらい場合は、PMS(月経前症候群)の可能性があります。

原因の一つとして考えられているのが、プロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌量の増加です。プロゲステロンは妊娠の準備をするためのホルモンなので、乳房や下腹部の張りを感じる人が増えます。また、腸管から水分を引いて体内に蓄える働きがあるので、代謝が悪くなり、むくみや便秘、頭痛を招く場合もあります。

食欲が増したり、甘いものを無性に食べたくなったりするのもこの時期の傾向です。プロゲステロンは皮脂の分泌を活発にするので肌荒れしやすくなるのに加え、エストロゲン(卵胞ホルモン)の分泌量の減少により肌の潤いが少なくなるなど、美容面でのトラブルも増えます。

自分でできる対策の基本は、生活スタイルの改善です。疲れやストレス、栄養が偏った食事などで生活習慣が乱れていると、PMSが現れやすくなります。日頃から健康の土台を育んでおくことで、PMSに負けない体をつくりましょう。

▼関連記事:排卵や月経には、2種類の卵巣ホルモン(女性ホルモン)が関わっています

知っておきたい!PMSの体調不良を改善する5つのセルフケアのコツ

「生理はまだ先なのに、お腹が張って頭痛もする。仕事がはかどらない」。そんな気がかりな不調の対策をご紹介します。自分に合ったセルフケアを取り入れて、PMSの悩みを少しでも改善し、月経前を快適に過ごしましょう。

コツ1.朝食は抜かず、水分をしっかりとって、快腸に!

規則正しい3食は健康の基本。ダイエットをしている人は、PMSが現れる黄体期は、代謝が下がりダイエットの効果が出にくい時期だと覚えておきましょう。体調が悪いと朝食を抜いてしまいがちですが、朝食は一日を元気に過ごすための大切なエネルギー源。欠かさず食べることは、規則正しい生活習慣にもつながります。月経の前に便秘になるという人は、具だくさんの汁物や温かい飲み物を加えるなど、水分をたっぷりとるのも忘れないようにしましょう。

野菜がたっぷり入った味噌汁やけんちん汁は、水分と食物繊維をとれて便秘防止に効果的。朝食に一品加えるのは難しい人は、温かいハーブティーなどをゆっくり飲む時間をつくるのもおすすめ


 
昼食や夕食に気を配るのも大切です。むくみが気になっている場合は、塩分を控えめに。ニキビや吹き出物が出やすくなる人は、油っこいメニューを控えるなど、食材やメニュー選びを工夫してください。

コツ2.基礎体温の記録をつけて、予定の調整に役立てる

健康に関してとりたてて気になることがなくても、将来のために取り入れたいのが、基礎体温を計測して記録する習慣です。特に月経にまつわる悩みがある人は、ぜひ始めてみませんか。体調の波を事前に把握することで、大事な仕事の予定をずらしたり、勤務時間を調整したりするなど、負担を多少軽減できるかもしれません。

<基礎体温表の一例>

毎日の計測が続かない場合は、月経の日にちや健康状態についてメモしておくだけでも、周期や体調の把握に役立つ

コツ3.パソコン作業をする人の頭痛は、目を温めるとやわらぐことも

PMSにより頭痛が現れる人もいます。パソコン画面を見つめ続ける仕事をしている場合、目の疲れや肩こりなども相まって、実際以上にひどい頭痛に感じている可能性があります。そんなときにおすすめなのは、休憩時間に40℃程度の蒸しタオルなどで目を温めること。蒸気の熱はじんわりと広く深く伝わる特性があるので、血行を効率よく促し、痛みや疲れをやわらげることにつながります。

約40℃の蒸しタオルなどで目元を温めると、痛みや疲れがやわらぎ、リラックス効果も得られる

コツ4.デスクワークの途中に姿勢をリセット+簡単なストレッチ

同じ姿勢を続けていると、PMSによるお腹や腰の痛みに筋肉の疲労やこりも加わり、余計にツラく感じます。デスクワークの途中には意識して姿勢を変え、合間にストレッチを取り入れれば、腰まわりの疲れをほぐすのに役立ちます。

<席でできる!下腹部痛や腰痛をやわらげるストレッチ>

キャスター付きではない固定式の椅子に腰かけ、脚を組み、上になった脚の方向に上体を回し、10秒ほどキープ。姿勢を戻したら、反対側でも行う

コツ5.体全体の疲れやこりを癒すならお風呂がおすすめ

ぬるめのお湯にゆっくりつかると、リラックスできるだけでなく、血行が促進されることで、疲れやこりが気になる場所にたまった発痛物質を流せます。また、お湯の浮力は、体を支えている筋肉や関節を休ませる働きがあるので、体全体の緊張をときほぐすのにも効果的。特に腰痛や肩こりなどが気になる人は、シャワーで済まさず、湯船につかりましょう。

▼関連記事:目的や体調に合わせた効果的な入浴法を知りましょう

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