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歯周病<歯の健康の基礎知識5> よく見られている記事

2016年3月28日

歯周病とは、歯肉や歯根膜、歯槽骨など、歯を支える土台「歯周組織」が破壊されてしまう病気です。

歯周病は、歯を支える土台の病気

歯肉や歯根膜、歯槽骨など、歯を支える土台を「歯周組織」といいます。「歯周病」とは、これらの組織が、破壊されてしまう病気です。歯垢の中の細菌の毒素や酵素が、歯周組織を刺激して、歯肉が炎症を起こしている状態が「歯肉炎」。さらに悪化して、歯槽骨まで破壊されるのが「歯周炎」(歯槽膿漏)です。

kiso5_02_01歯肉炎
炎症が起こっている状態。
歯肉が赤くはれ、歯みがきをはじめ、ちょっとした刺激でも出血しやすくなる。
kiso5_02_02軽度歯周炎
歯肉の炎症が進み、歯と歯肉の間に「歯周ポケット」と呼ばれる深いみぞができる。歯槽骨の破壊も始まる。
kiso5_02_03中等度歯周炎
歯肉がブヨブヨにはれ、歯周ポケットからうみが出て、口臭もひどくなる。歯が浮く感じがして、ものがかみにくくなる。
kiso5_02_04重度歯周炎
歯槽骨はほとんどなく、歯根が露出。歯肉がはれて痛み、歯はグラグラになって最後には抜けてしまう。

歯周病の予防は、歯と歯肉の境目をきちんとみがくこと

歯周病を予防するには、毎日の歯みがきで、きちんと歯垢を落とすこと、歯肉に刺激をあたえて血流代謝を促すことが大切です。

まず、自分の歯肉をよく見てみてください。赤くはれている、歯肉から血が出る、口臭が気になるなどの症状に思いあたったら、注意が必要です。どこがはれているか、どこから血が出るか確認したら、そこに毛先をきちんと当ててみがきます。血が出ると、怖がってみがかなくなる人が多いようですが、恐れずにみがくことが必要です。

kiso5_03
炎症を起こした歯肉。歯肉が赤みを帯び、ぷっくりとはれています。ていねいな歯磨きを続けた後の歯肉。赤みがひいて、ひきしまってきました。

ポイントは、歯と歯肉のさかいめに、ハブラシの毛先を軽く入れるような気持ちで、ななめに当てて、小刻みに動かすこと。こうすると、歯肉へのマッサージもできます。
 
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