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低気圧と関係ある?入浴してもいい?頭痛の疑問を解決【健康豆知識】

2017年2月2日

低気圧と関係ある?入浴してもいい?頭痛の疑問を解決【健康豆知識】

「頭痛はこうすれば治る」「頭痛になったら、これはしてはいけないはず」など、頭痛にまつわる間違った思い込みや情報を信じている人が少なくありません。間違った知識は、さらに頭痛を悪化させてしまう可能性もあります。ここの記事では、片頭痛や緊張型頭痛で悩んでいる人に役立つ知識や、頭痛に関する興味深い情報をお届けします。あなたの思い込みや疑問をチェックしてください。

「低気圧頭痛や天気頭痛って、本当にある?」

片頭痛を引き起こす要因はさまざまで、気圧や気温の変化がストレスになるタイプの人は、大雨や台風などで低気圧が近づくと痛みが起こります。天気が悪いと片頭痛の人が増えることはわかっていますが、その理由は解明されていません。ただし、片頭痛の誘因がわかっているなら、事前の対策がしやすくなります。できるだけ静かに過ごす、人混みやうるさい場所を避けるなど、頭痛をさらに悪化させるものを遠ざけるようにしましょう。

急な暑さや寒さが頭痛の引き金となる人もいる

「頭痛持ちですが、鎮痛薬があるから大丈夫!」

大事な会議やイベントを乗り切るためなどに、市販の鎮痛薬や頭痛薬を上手に活用する分には問題ありません。ただし「痛みがないのにとりあえず飲む」「薬があまり効かないけど飲む」というように、薬を手放せなくなっていませんか?鎮痛薬を毎日のように飲んでいると、脳などの中枢神経が痛みに敏感になり、頭痛をひどくする場合があり、「薬剤の使用過多による頭痛」と呼んでいます。思い当たる人は、頭痛外来や頭痛に詳しい専門医師を受診しましょう。

▼関連記事:鎮痛薬の使いすぎが頭痛の原因になる場合もあります

「アイスクリーム頭痛って、本当にあるの!?」

頭痛には約350もの種類(*1)があることをご存じですか?アイスクリーム頭痛とは、その名の通り、アイスクリームを食べたときに起こる頭痛で、分類上の名称は「冷たいものの摂取または冷気吸息による頭痛」です。そのほかにも、咳やいきみによる頭痛、暑いときや高い場所で運動したときに起こる頭痛、性行為に伴う頭痛など、いろいろな頭痛があります。また、気圧や水圧の急激な変化によるものとして、高山病や潜水から起こる頭痛が挙げられます。

*1 2013年発表の国際頭痛学会の分類による

 

スポーツをしているときやその後に起こる頭痛は「運動時頭痛」と呼ばれる

「頭が痛いときにお風呂に入っても大丈夫?」

緊張型頭痛は、冷えを防ぐことが改善につながります。したがって、湯船につかって体の芯まで温まれば、血行が促進されて筋肉のこりがほぐれるので、頭痛がやわらぎます。お湯の温度は、夏は38℃、冬は40℃程度のぬるめがおすすめです。また、入浴には、疲れをとり、ストレスを解消する効果があるので、片頭痛の予防にもつながります。ただし、片頭痛の症状が出ている日は、軽くシャワーを浴びる程度にしてください。覚えておきたいのが、「片頭痛は冷やすとよい」わけではないということです。片頭痛は急な温度変化によって痛みが起きやすいので、冷やすのも避けたほうがよいでしょう。

「襟のある服やタートルネックを着ると、不快感があるのはなぜ?」

片頭痛の人は、顔や首などに触れただけで、その刺激が痛みとして感知される場合があります。これを「アロディニア」といい、髪の毛をとかす、メイク中に手が顔の肌に触れる、首元の詰まった服を着るといったことが刺激となります。症状がひどい場合は、まず片頭痛の治療をおすすめします。そして、手入れが少なくてすむヘアスタイルにしたり、胸元が開いた服を着たりして、顔まわりへの刺激を減らしましょう。

片頭痛の場合、シャツやタートルネックなどによる首元への刺激が痛みに通じることもある


 
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