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異動でデスクワークになってから、何となく体調が悪く、疲れが抜けない よく見られている記事

2016年4月6日

異動でデスクワークになってから、何となく体調が悪く、疲れが抜けない

座りっぱなしの仕事などで、あまり動かず同じ姿勢をずっと続けていると、肩や首のこり、足のむくみ、目の疲れ、冷え症などにつながる場合もあります。この記事では、そんな疲れや不調を解消するコツや役に立つ対策をお届けします。ストレッチを取り入れたり、温めて血行をよくしたりすることで、改善しましょう。

体を動かさない人ほど、実はさまざまな不調を感じています

「体力が要る仕事をしているわけでもないのに疲れる」「デスクワークだけなのに疲れる」…。このような、じっとしているのに疲れるという現象を、ちょっと不思議に感じる人もいるかもしれません。しかし、「動かない」ことが不調や疲れにつながる可能性は大いにあります(図1)。

女性の訴える症状と生活行動の関連性

図1/花王インターネット調査「女性の訴える症状と生活行動の関連性」(2007年)より作図
20~59歳女性 21,425人、2007年11月インターネット調査
 
「動く生活行動」と「動かない生活行動」では不調や疲れの種類が異なることがうかがえる
◎体を動かす女性の不調…足の疲れ、肉体疲労、腰や関節などの痛み
◎長時間のパソコン作業をする女性の不調…足の疲れ、肉体疲労、肩こり、冷え症、胃腸の不調、目の疲れ、寝つきが悪い、生理痛


 
座ったまま同じ動きを続ける作業やパソコン画面を見つめる作業を続けた場合、首や肩、腰などの筋肉に負担がかかり、血行が悪くなります。すると、疲労物質や発痛物質の代謝が滞り、疲れやだるさを引き起こす原因に。加えて、長時間のパソコン作業などで交感神経が優位な緊張状態が続くと、自律神経のバランスが乱れ、さらなる不調を生むこともあります。

「動かない生活行動」による不調や疲れを軽くするには、体の血めぐりをよくする生活習慣を取り入れると効果的です。心身の緊張をときほぐすケアも忘れないようにしましょう。

知っておきたい!デスクワークによる不調や疲れを軽くする5つのセルフケアのコツ

「異動でデスクワークになってから、何となく体調が悪く、疲れが抜けない」。そんな不調の対策や予防法をご紹介します。自分に合ったセルフケアを上手に取り入れて、健康で快適な毎日を送りましょう。

コツ1.軽い運動や椅子に座ってできるストレッチで、休憩時間に不調を解消!

デスクワークやパソコン作業を続けると、筋肉が収縮し、血行が悪くなります。休憩時間には、体を動かして筋肉をほぐしましょう。ビルの外に出て一周する、階段を使って別の階の自動販売機に飲み物を買いに行くなど、無理なくできることから取り入れてください。

オフィスから出られない人や離席しづらい人は、椅子に座ったままできるストレッチがおすすめです。血液が全身に行き渡るように、筋肉をゆっくり曲げ伸ばししましょう。

<首筋のマッサージ>(図2)
親指以外の指で後頭部をつかんで支え、親指を首筋に当て押すようにマッサージする

親指以外の指で後頭部をつかんで支え、親指を首筋に当て押すようにマッサージする

 

<背中のストレッチ>(図3)
両手を胸の前で組んで前に伸ばし、背中を丸め、おへそをのぞきこむようにする

両手を胸の前で組んで前に伸ばし、背中を丸め、おへそをのぞきこむようにする

 

<腰のストレッチ>(図4)

腰を伸ばして上半身を後ろにひねり、椅子の背もたれをつかむ

腰を伸ばして上半身を後ろにひねり、椅子の背もたれをつかむ


図2~4/厚生労働省中央労働災害防止協会「こころの健康気づきのヒント集」をもとに作図

※運動やストレッチの効果には個人差があります。無理をせず、伸ばしている部分が「気持ちいい」と感じる程度を目安に行ってください。

コツ2.女性の血めぐりケアのコツは、筋肉量をコツコツ増やすこと

筋肉には、熱をつくる働きや、血液を送り出すポンプのような働きがあります。ところが、女性は男性に比べて血管が細く、筋肉量も少なめ。そのため、男性よりも冷えやすく、血めぐりも悪くなりがちです。

つまり、女性の血めぐりケアのポイントは、少ない筋肉量をこれ以上減らさないこと。筋肉量は加齢によっても減少するので、運動する習慣を身につけて、筋肉量の維持・増加をめざしましょう。スポーツが苦手という人はウオーキングから、時間がとれない人は、「ひと駅歩く」「遠くの店へ買い物に行く」から始めませんか。

コツ3.体重の増加が不調の原因かも!?「たった3kg」に要注意

「異動でデスクワークになってから不調を感じるようになった」という人は、体重をチェックしてみましょう。

体重が5kg増えると見た目も大きく変化するので、服のサイズも変えます。しかし、3kg程度の増加なら、「ちょっと食べすぎたかな?」「すぐ元に戻るはず」と目をそらしてしまう人が多いようです。

実際は体重が3kg増えると、服はきつくなり、下着の締めつけも強く感じるようになります。そのせいで血行が悪くなり、疲れやだるさを引き起こしているケースもみられます。体重増加は生活習慣病につながる場合もあるので、積極的に体を動かし、食事内容を見直してください。

コツ4.温めてやわらぐのは冷えだけじゃない!疲れやこりもケアできる

長時間のデスクワークやパソコン作業を続けると、自律神経のバランスが乱れたり、血行が滞ったりすることで、疲れやこり、そして冷えを感じる場合もあります。

冷えが気になる人は、あらかじめ冷える部分を温めておきましょう。冷えを防ぐと同時に、疲れやこりもやわらぐことがあります。温めると血管が拡張して血行がよくなるので、疲労物質や発痛物質がスムーズに代謝されるためです。

パソコンの画面を長い時間見つめている人は、蒸しタオルなどで目を温めるのもおすすめ。緊張がゆるんでリラックスできる上、ドライアイの予防にも役立ちます。

コツ5.血めぐりケアにはぬるめのお風呂がおすすめ!足のむくみにも◎

同じ姿勢で働き続けたことによる疲労感やだるさを解消するには、入浴で全身を温めて血めぐりをよくするのが効果的。ただし、お湯の温度が熱すぎると、体が「危険」だと認識するので、リラックスや血行改善につながりません。ぬるめのお湯(38~40℃)がおすすめです。

足のむくみが気になるときは、お湯をたっぷりはった湯船につかると、水圧によるマッサージ効果を得られます。
 
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