注目のキーワード

メタボで失明することも?近視は老眼にならない?目の疑問を解決【健康豆知識】 よく見られている記事

2017年12月18日

メタボで失明することも?近視は老眼にならない?目の疑問を解決【健康豆知識】

「目の老化」や「加齢と失明の関係」が今回のテーマです。「目の老化といっても老眼になるだけでしょ?」と思っていませんか。実は、中高年以上からの目の健康に欠かせないのが、根本的には治せない緑内障に早めに気づくこと。そして、失明につながるおそれもある生活習慣病を防ぐことです。情報が増えた現代は、「五感」のうちの一つである視覚が担う役割が増え、多くの人が目を酷使しています。目の健康に普段から注意し、目の老化にまつわる正しい情報を知って、歳を重ねてもクリアな視界を保ちましょう!

「視力がよくても歳をとってから失明することも!?」

失明するなんて自分には無縁のことだと安心していませんか?実は、大人になってからの失明を招きやすい緑内障と糖尿病網膜症は、発症しても気づきにくいのが特徴です。知らないうちに進行しているケースが多いので、40歳を過ぎたら年に一度の目のチェックをおすすめします。

「メタボで視力を失うことも?」

全身の健康と目の健康は大きく関係しています。例えば、メタボリックシンドロームの診断基準のひとつである高血糖が進むと、糖尿病になることがあります。糖尿病の合併症で視力を失う場合も多いので、メタボリックシンドロームを防ぐ食生活を心がけてください。さまざまな病気の危険因子であるタバコは、一刻も早く止めましょう。老眼と同様、加齢とともに誰にも起こる白内障は、紫外線も大きな原因の一つです。UVカット機能のあるメガネやサングラスを使う習慣を身につけてください。

「近視だから老眼にならないはず!」

近視(近眼)の人でも老眼になります。近視ではない正視の人は老眼になると手元が見えづらくなりますが、近視の人は裸眼の状態では手元がよく見えるため、老眼になっても気づきにくいだけです。近視用の眼鏡やコンタクトレンズをはずすと手元が見えやすくなってきたら、老眼が進んでいると考えましょう。

「老眼は、防げない!?」

老眼とは、加齢にともなって現れる老化現象の一つです。個人差はありますが、人間は歳をとると誰でも老眼になります。私たちの目は、水晶体の厚さを変えることで、ピントを調節しています。しかし加齢とともに水晶体が硬くなるため、水晶体が膨らみづらくなり、手元が見えにくくなります。これが老眼です。

毛様体筋という筋肉の働きによって、水晶体の厚みを変え、ピントを合わせている



老眼を防ぐことはできませんが、ピントを調節しようと頑張り続けて疲れた目をいたわることは可能です。40℃前後の蒸しタオルで目の周りを温めることで、疲れ目により目の焦点が合いづらくなる現象が改善することがわかっています。また、見えづらいのに無理をして見ようとすると疲れが増し、肩こりや頭痛を招く場合もあるので、自分に合ったメガネを使うのも大切です。

▼関連記事:コツ1.疲れ目をいたわるなら、「冷やす」よりも「温める」のが基本

まばたきが減ってドライアイになった場合も、目の周りを蒸しタオルで温めるとよい

「老眼なんてまだまだ先のはず…」

目がピントを合わせることができる一番近い距離が約40センチ以上になると、老眼のおそれが高いといえます。自分でできる簡単なピントチェック法で、確認してみませんか。このピントチェックは、メガネやコンタクトレンズで視力を矯正した状態で行ってください。

できるだけ遠くに人差し指を立て、距離を徐々に近づけていき、指紋がぼやけ始めた位置で止め、目と人差し指の距離を測る。定規やメジャーが手近にない場合は、新聞の1ページの短辺(約40cm)やA4の長辺(約30cm)を目安にするとよい

目の老化というと視力だけを気にしがちですが、歳を重ねても快適に、そして安全に暮らすには、「視野」も大切です。視野が狭まると、物にぶつかりやすくなったり、事故にあいやすくなったりするからです。視力だけでなく、視野もときどきチェックしてみましょう。

親指を立てて両手を身体の前方に伸ばし、前を見たまま両手を左右に開いていく。親指がぎりぎり見えるところが視野の角度

この記事をシェア

  • facebook
  • twitter
  • google+
  • はてブ