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冷やす?温める?疲れ目やドライアイの改善法【まとめ読み】 new

2017年4月4日

冷やす?温める?疲れ目やドライアイの改善法【まとめ読み】

疲れ目やドライアイは、パソコンやスマホで目を酷使する人に多い悩み。その原因や簡単にできる対策をご紹介します。

疲れ目は「冷やす」より「温める」で対処

パソコンやスマートフォンの画面をずっと見つめていると、目が疲れたり目の奥が重くなったりしますよね。そんなとき、「冷やす」と「温める」のどちらがよいのか、迷ったことはありませんか?

目が疲れると、冷やしてすっきりしたいと思うかもしれません。でも、パソコン作業による目の疲れは、手元にピントを合わせ続けたことによる、目の筋肉の緊張やこりが原因。温めて血行を促せば、疲労物質や発痛物質が流れ去るので、目の疲れがやわらぐのです。

▼出典記事:パソコン画面と向き合う仕事なので、夕方になると疲れ目がひどい。目の奥も重い

目の疲れをほぐそうとして、ついギューッと強く押す人が多いようです。気持ちいいかもしれませんが、実は目にはよくないようです。

目を強く押すことは、目に刺激を与えるので、おすすめできません。強い打撲に似た状態になった場合、網膜剥離を起こすおそれもあります。

▼出典記事:スマホは目にきつい?疲れ目やドライアイの疑問を解決【健康豆知識】

疲れ目の原因と「温める」とよい理由をチェック!

(左)遠くを見るときは、毛様体筋が弛緩し、水晶体が薄くなる
(右)近くを見るときは、毛様体筋が緊張し、水晶体が厚くなる


 
では、近くを見続けるとなぜ目が疲れるのか、「温める」となぜ疲れ目が改善するのか、その仕組みを知っておきましょう。キーワードは、ちょっと意外かもしれませんが、「筋肉痛」のようです。

私たちが何かを見たり読んだりして「目が疲れた」と感じたら、多くの場合、特定の筋肉だけを使い続けたことが原因。いわば、「目の筋肉痛」です。デスクワークやパソコン作業などで近くのものを凝視する時間が続いた場合などに起こりやすくなります。

▼出典記事:疲れ目・ドライアイを防ぐための基礎知識【目の仕組みと働き】

近い場所を見続けていると、レンズの役割を果たす水晶体の周囲の毛様体筋がぎゅっと緊張した状態になり、毛様体筋もこってしまいます。筋肉痛をやわらげるなら、冷やすよりも温めるほうが効果的です。

▼出典記事:スマホは目にきつい?疲れ目やドライアイの疑問を解決【健康豆知識】

「温める」ことで目の疲れがやわらぐ理由は、体の筋肉痛のことを思い浮かべると、すぐに理解できそうですね。

ドライアイも「温める」のが効果的!

目のショボショボやゴロゴロは、ドライアイかもしれません。実は、目を「温める」と、疲れ目だけでなくドライアイの改善にも役立つのをご存じですか?「40℃」で「10分」がポイントです。

眼球を覆う油分を供給するマイボーム腺の詰まりが進行すると、本来はマイボーム腺から分泌されるべき油分がバターのように固まってしまうことがあります。これを溶かすのに効果的なのが、目を温めることです。40℃くらいの蒸しタオルで10分ほど温めてみましょう。蒸しタオルの蒸気により目の奥まで温めることができるので、ドライアイだけでなく疲れ目の改善も期待できます。

▼出典記事:アイメイクに気合いを入れると、目がショボショボするのはどうして!?

ドライアイになる原因も知っておこう!

「ドライアイは目が乾くから起こる」とぼんやり想像できても、どうして乾燥するのをきちんと知っている人は少ないようです。ここでは、そのカギを握る「涙」の働きについてご紹介します。

涙を構成する3層のうち、水分とムチンは、涙腺から供給されます。水層とムチン層を覆って蒸発を防ぐ油分は、上下のまぶたの内側にあるマイボーム腺から分泌されています。涙の量が不足したり、3つの成分がバランスよく供給されなくなったりすると、ドライアイを招きます。特に、パソコン作業などを長く続けると、起こりやすくなります。画面を凝視すると、まばたきの回数が減るからです。エアコンで乾燥したオフィス環境も、目の乾きを加速させる一因です。

▼出典記事:疲れ目・ドライアイを防ぐための基礎知識【目の仕組みと働き】

知っておきたい!疲れ目と自律神経の関係

目が疲れたら目をケアすることばかり考えがちですが、そうとは限らないようです。自律神経や血行との関連について説明した興味深い記事があります。

私たちが狩りをしていた時代を想像してみましょう。遠くを見て獲物を追っているときは、瞳孔がしっかり開かれ、「仕事」なので交感神経が優位になっています。危険のない家に戻って近くを見ているときは、リラックスした状態で、副交感神経が働いています。食事時には手元を見たりしています。

ところが現代、私たちの仕事では、近くにある書類やディスプレーを見る時間が増え、目の筋肉は副交感神経が優位になっています。ところが、「仕事」なので、精神的には交感神経も刺激されます。加えて、強い光を発するパソコンやスマートフォンなどの画面が、交感神経をさらに活発化させます。

▼出典記事:疲れ目・ドライアイを防ぐための基礎知識【目の仕組みと働き】

人間本来の自然な姿とは異なるアンバランスな状態の現代人は、自律神経のバランスや血行に配慮して疲れ目をケアすることが大切なのですね。

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